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2008年2月

地域、再発見!

最近は、山で木を切ったり落ち葉を集めたり、竹やぶで竹を切ったり、種まきをしたり、支柱を作ったり、田んぼに落ち葉を入れたり、しています。温床があるハウスの中は、日中とてもあったかくて、野菜の芽たちが次々と出ています。春がまちどおしい毎日です。

そして、今日は地域で活動している人たちを訪ねて、お話をうかがいました。

午前中は、食生活について地域で長く活動されてきた、お母さんたち。最年長の方は85歳ですが、お年をまったく感じさせないしゃきっとした立ち振る舞い、わかりやすいお話。生き生きとした表情やいろんなことを楽しんでいらっしゃる行動力、探究心にあふれていらっしゃり、私たちのほうがエネルギーをいただきました。

なかでも人とつながって地域で生きてゆくこと、自分の健康は自分で作ってゆくこと、また人生を楽しく生きていくことの大切さを教えられました。

そもそも、たねの森に集う人たちの中で、郷土料理や伝統食、野草料理、保存食などを習いたいという声があり、今回地域の先輩に話をうかがうことになったのですが、これから定期的に講習会を開き、知識や技術を受け継ぐ機会を作っていく予定です。日高だけでなく、日本全国で今、伝統的な料理や食物加工が廃れつつあります。地域の財産であるお母さまたちに、いろいろなことを教わっていきたいです。

午後は、地域を探検~!!いつもの道を歩いてみると小さな小さなお店や会社は結構あるものの、日高ッ子でさえ入ったことがない、というところが多いです。ふらふらといろんなお店に入って、お店の人のお話を聞いたりしました。

その中の一つのWさんは、たねの森のスタッフたちが大好きなケーキやさん。ご主人の反対を押し切ってもやりたかったという思いでオープンし、今年7年目を迎えるそうです。手作りの工房を見せていただいたり、お店の立ち上げに関するお話をうかがいました。

Wさんは、現在、全国的なバター不足のため残念ながら臨時休業中です。最近の大幅な製菓材料の値上げについて、これからはバターや乳製品、ナッツなど従来ケーキ作りに欠かせなかった材料にこだわらず、違うものへの挑戦をする良い機会かもしれない、とおっしゃっていました。こうした話をきくと、ますます地域での自給が必要とされていることを感じます。

今日はぶらりコマの旅、日高の地域をよりよく知り、心強い先輩たちと知りあえた、素敵な日でした。

(bunbuk)

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きこり。

先日は、きこりの日でした。

今年からMちゃんをボス?に、きのこを育ててみることになり、必要な原木を、地域の山から切らせていただけることになったのです(地主の方に感謝です)。

さて、初も初の体験です。手元にあるのは、万能のこぎり3本。人力=たねぞうさん、Mちゃん、bunbuk。

そして、切りました。くぬぎや桜。黄肌のような木も。 かたカッッタ!!! ひいてもおしても、なかなか切れません。一方に三分の一ほど切り込みをいれ、反対側を切り進めます。成果が見えなくても、いつか切れると信じて、前に進むのみ。

二の腕プルプル~。

10m近くある木が最後に倒れてくるのは、迫力があります。 3人で押しても引いても動かせないのですから、注意も必要です。

10本くらい切ったところで、「これだけあれば十分じゃない?」 さて、この木たちをさらに原木サイズに切って、コマ打ちをするまで、しばし乾燥。。

Mちゃんは、思いのほか、木を切ることが気に入ったみたいです。 貴重なきこり体験でした。

最後に、「きこり」の言葉について大辞林より。   きこり 【▼樵・〈樵夫〉】  〔補説〕 動詞「樵(きこ)る」の連用形から山の樹木の伐採を業とする人。杣夫(そまふ)。 「きこる」んだあーー、と、なんだかおもしろい。「木樵」で、きこり、ともなるらしい。

(bunbuk)

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若い衆、来たる!

年が変わって、さらに、あっという間に1月が過ぎてしまいました。。

去る25日26日に、自由の森学園の生徒さん6人と、森の聞き書き甲子園に参加された近所の高校生1人が、たねの森へ来てくれました。

自由の森学園とは、埼玉県にあるとてもユニークな教育をしている学校です。授業の中で、自分たちがテーマや研修先を選ぶという課題で、種の森を訪ねて来てくれたのが始まりで、今回が3回目の生徒さんもいます。

自森生の子たちは、みんな個性豊かで、自分の好きなものをわかっていて、自分と周りの人たちのつながりを大切にしていて、ゆったりしている。私はそんな印象を持っています。表現や考えることをとことんさせてくれる学校だからか、そういう学校を選ぶ視点をもともと持っていたからか。毎回たねの森に自森生が来ると、若干??年上の私たちは「すごいねえ~若いのに」と、まるで!おばちゃんのように繰り返しています。

そして、「森の聞き書き甲子園」。 日本全国から選ばれた100人の高校生が「森の名手・名人」を訪ね、知恵や技術、人生そのものを「聞き書き」し、記録する活動です。 現代に入って森林に関わる分野(きこり、造林手、炭焼き、船大工、木地師など)で、様々な経験や優れた技術を引き継いでいる人たちが減少しています。

そこで、森に生きる知恵や技術に光を当て、次世代に引き継ぎたいという名手たちと、「森の名手・名人」との出会いを通じ人と触れ合うことの素晴らしさや、自然の大切さを学びたいと願う高校生たちによる、世代を超えたコミュニケーションが生まれました。

さらに、聞き書きの体験を通して、「実際に体験したことや感じたことを多くの人に伝えていきたい」「森や自然について学ぶ活動をしたい」と心に抱いた参加者たちが、森作りの活動を始めています。そんな活動に参加している高校生Aちゃんの夢は、まさに、「森を作ること」だそうです。

さて、こんな若き高校生たちを迎えた一日目は、夜ごはんを食べながら、一年の抱負を語りあいました。大人も子どももその中間の子も、みんな素直な心になって、夢をイメージすることの大切さを共有しました。

二日目は、朝からMちゃんによる粘土団子講座を開講! Mちゃんは、自然農で知られる福岡正信さんの、粘土団子による種まきを引き継いで活動しています。 Mちゃんの感想「エネルギーいっぱいの若い人たちと、粘土団子の話、自分たちの話をたくさんできて、うれしかった。生きていくのに何が大切か、という深くてリアルな話を、みんなで粘土団子を作りながらできた。これからももっとしていきたいと思った。」

そして午後は山の落ち葉はき。みんなでやると、あっという間でした。若い衆と一緒に、時に励まし励まされ、楽しい時間をつくっていきたいと思った二日間でした。

(bunbuk)

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